あいつの青春



俺はまたみなかの頭を撫でた。


「な、なに…!?」


「いや、可愛いなと思ってね♪」


「か、かわっ///―…!?」


「うん。
子猫みてぇー♪」




俺はみなかの頭から手を離して言った。


「んじゃ、俺寝るわ
おやすみ~…

明日、ここにいる理由教えろよぉ…
今は眠くてそれどころじゃないから。」



「ねこ…猫なんだ…」


「みなかぁ?」


「え!?あ、うん!
明日、説明するねっ!

って、
ヒロくん寝るって…」



「今日ここ泊まるから
おやすみ~。」




俺はそれだけ言うと
足早に翔汰の部屋へ向かった。