あの先生に対して、興味が無い 私は頭の中で適当な名前を 先生につけて面白がっていた。 ほんとに山田太郎だったら いいのにな~。 少し期待を膨らませる私。 「きっと、もっとカッコイイ 名前だよ!」 適当な私とは裏腹に、 枝梨奈は私とは違う意味で 期待を膨らませていた。 「え~ そうかなぁ‥」 私たちの少し前で、隣にいる 男子と楽しそうに会話を している先生を見ながら、 私と枝梨奈は先生に ついての話を繰り広げていた。