「凛子って名前可愛い~ね!」 枝梨奈は目をキラキラ させて、私の名前を褒めてくれた。 「ありがと~」 自分の名前を褒められるなんて 久しぶりすぎて、私はちょっと 照れくさかった。 それから私たちは、先生の 指示があるまで、話が尽きる ことなく喋り続けていた。