そんなことを思っていると、姫梨はいきなり不安げな顔をした。


「ん?どうかした?」

『あの…、すんごい睨まれてるんだけど…。』

睨まれてる?誰に?


まさか…と思って、周りをそっと見てみた。



思った通り、食堂にいる女共のほとんどがこっちを見ている。

…とゆうか、姫梨を睨んでる。


なんか、俺も男共に睨まれてる気がするんだけど。

姫梨可愛いしな。
愛蘭社長も、副社長も美男美女だし。

人気あるのか?
こーゆうの詳しいやついるし、ソイツに聞いとこう。


…とりあえずここから離れるか。
人がいない場所…、屋上があるな。

姫梨には先に行ってもらって、俺はパンでも買ってから行くか。