―――――――――
―――――――
―――――
「……………………」
「……………」
あたし達は見つめ合ったまま固まった。
相手もあたし達を見て固まる。
「海月にぃだ!!」
ただ一人、言葉を発したのは愛だった。
「お前っ………」
目の前の彼は愛を指差してまた固まった。
「新しい家族って…」
「お前等だったのか?」
あたし達は何回か瞬きを繰り返す。
「海月…あたし言ったよね」
「………………?」
あたしの言葉の意味が分からないと言わんばかりに海月は首を傾げる。
「あなたは幸せになれる。絶対に幸せになれるって!」
あたしは身を乗り出して海月に近付く。
「そういや…そんな事言ってたな」
海月は苦笑いを浮かべてあたしから離れた。
「約束する!!あたしあなたを幸せにするから!
海月は絶対に幸せになれるよ!!」
笑顔で言い切るあたしに海月は目を見開いた。
「お前…意味分かって言ってんのかよ…?
幸せにするって……」
ボソボソと呟く海月にあたしは首を傾げたのだった。
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「……………………」
「……………」
あたし達は見つめ合ったまま固まった。
相手もあたし達を見て固まる。
「海月にぃだ!!」
ただ一人、言葉を発したのは愛だった。
「お前っ………」
目の前の彼は愛を指差してまた固まった。
「新しい家族って…」
「お前等だったのか?」
あたし達は何回か瞬きを繰り返す。
「海月…あたし言ったよね」
「………………?」
あたしの言葉の意味が分からないと言わんばかりに海月は首を傾げる。
「あなたは幸せになれる。絶対に幸せになれるって!」
あたしは身を乗り出して海月に近付く。
「そういや…そんな事言ってたな」
海月は苦笑いを浮かべてあたしから離れた。
「約束する!!あたしあなたを幸せにするから!
海月は絶対に幸せになれるよ!!」
笑顔で言い切るあたしに海月は目を見開いた。
「お前…意味分かって言ってんのかよ…?
幸せにするって……」
ボソボソと呟く海月にあたしは首を傾げたのだった。