「ねぇ!またお話しよう!あたしこの海のすぐ近くに住んでるの」 約束!と付け加えて小指を立てる。海月は無言で自分の小指をあたしの小指に絡めた。 「あぁ…約束だ」 そうしてあたし達は別れた。 天国のお母さん、お父さん… 天音に新しい友達が出来ました!! 今度会えるのはいつだろう… 遠ざかる背中を見送る。 でも、そんな考えを打ち砕くように海月とあたしはすぐ再会する事になる。