「…は?」

口を開けて突っ立っていると、おっさんは俺の手を掴み無駄に輝いた目で俺を見た。

「頼む、世界を救ってくれ!」

いやいやいや、え、ちょ、なに言ってんの?

「え?いきなり何すか?」

「君にしか出来ないんだ!」

なにこれ新手の変態?殴っていいのこれ?