「共に旅をするのだ、よく知っている相手が一番手っ取り早いのだよ」 「ふーん、手っ取り早いねぇ…」 俺は構わないが、やはりアイラの気持ちによるだろう。 いや、アイラよりもアイラの親父さんが問題だ。 アイラの親父さんの事を思い浮かべただけで俺は寒気がした。 何故かって?それは後程。