え?世界の為に戦えって?


おっさんは気まずそうな、複雑な顔をした。

「それなのだが…、詳しい理由はわからないのだよ。戦闘によりとどめを差す力を失い、仕方無く封印したという説が有力だが、実際はどうなのか誰も知らない」

「ふーん…」

色々大人の事情があったのかもしれない。