「ならいい。続きだが、白金の翼には魔術師のユウリという指導者が居た」 「ほぅ」 「恐ろしく強い魔王に太刀打ちする程の力を持った魔術師だったユウリは、大激戦の末、見事魔王を封印する事に成功したのだ」 「おぉー」 と、ここで俺の頭に1つ疑問が浮かんだ。 「あれ、でも何でやっつけなかったわけ?」 ユウリは魔王を倒す程の力を持っていたのだから、封印せずに倒せばよかったはずだ。