たった一人の親友へ〜another story〜

こんなに無心に子供みたいに遊んだのは


いつぶりだっただろう


大人に近づくにつれ


世間とか


大人の目とか


何か色んな難しいことを気にして


子供の時みたいに


無邪気に素直になることを忘れてた気がする




目の前には大好きな君がいて


笑って


時々泣いて


怒って






「なぁ。さな・・・。
俺ゆいとやり直そうと思うんだ」







すきなんだ


好きなんだ


スキナンダ




「俺ゆいと別れてから、本当寂しくて

一言でもゆいと喋っちゃったら決心つかない気がしてた…

だからメールも電話も無視してた…

でも今回話し合ってゆいのこと本当に好きだって自覚して…

俺、ゆい以外の女って考えられないんだ

だからもう一回頑張ることにしたわ、俺

ゆいにはまだ伝えてないんだけどさ

さなにはちゃんと伝えたくて」






ごめん


ゴメン


ごめんな