そして、顔を上げると泣く瑠美がいて 俺はそれを見て、この場にはいれないなと思ったので すごく卑怯なんだけど、その場を無言で去った。 それに、俺だったら一人になりたいと思ったから しばらく、俺は下を向きながら 来た道を歩いていて、ふと顔を上げると まだ、オープンカフェから少し離れた場所だった。 ―はぁ… それに、俺は何も考えられずにいた。すると ―タッタッタ と後ろから誰かが、走って来るのが分かったんだけど 俺には関係ないなと、無視して下を向いて歩いていた。