俺はチケットを渡したし、用がすんだので彼女の元を去って メンバーが待ってる店に、向かい歩いていた。 「あの〜っ 名前なんていうんですか〜」 俺は、少しビクってなった。かなりダサいけど だって、俺は彼女から結構離れていたし 彼女がいきなり大きい声で、俺に尋ねてきたから 飲み屋街を行き交う人々は、彼女を見ていた。 ―思ったより声量あるな なんて思ってしまうのが、職業病だなって思った。 まだ、職場にはなってないけど