「相変わらずの無表情(ポーカーフェイス)だね。まるで、表情の無い人形だ」 悪夢は一歩前へ出た。 それだけで私の膝に足が触れる。 「僕の城にも人形ばかり。僕の命令を忠実に『従う』だけの人形。どうして自分で死ぬ勇気もないくせに、人形になれるのか。不思議で笑えるね」 人形ばかり?梓も? 私の腕を掴んだままの梓は、笑顔を浮かべたまま喋らない。