ー紫神(シガミ)ー


 「いや…えーと…昔の話!うん!昔仕えた屋敷の話!」

 「主人様12歳だったの?」

 「おう!凄い人だったんだぞ!」

 「どんなふうに?」

 「そうだなー…まずプライドが高いんだ。富士山よりも。」

 「12歳なのに凄いね。」

 「まぁ、主人だしな。」

 梓は腕を組んだ。