ー紫神(シガミ)ー


 「だけど、間違っても僕と彼等を同等視してはいけない。君にとって彼らがシニガミなら、僕はそれ以上だ。
まして司はたんなる秘書。そんな奴と僕を同等に言いくるめないで欲しいな」

 茶神は少女から視線をそらさない。

 「僕は『神』。こいつ等を束ね、従える者。君にとって彼らが死神なら、主の僕はそれ以上であることは必然であり当然だろう?」


 茶神の言葉に少女は目をそらせないまま、後ろに倒れた。

 かろうじて細い枝の様な腕で体を支える。

 だが視線は茶神からそらせない。