「土方さんの筆なんてこれでいいや。」 私は適当に店に入って、適当な筆を購入した。 そして店を出た。 「うわ、寒い…」 店の中は風があまり入ってこなかったからましだったものの、 店からでた途端に冷たい風が私を襲った。 早く帰ろうと足を速めたその矢先… 「っきゃあ!!」 私は何かに衝突して尻餅をついた。