時間は9時半。 歩は自分の部屋にいた。 約束で9時には帰るようになっていたから。 「陽花‥おせーな」 歩は家に帰って、皆も帰ったのかと竜,陽花,凛にメールをしていた。 竜と凛からはすぐに返信が返ってきた。 しかし、陽花からは返信がこない。 「何かあったのか?」 歩は陽花に想いを寄せていた。 中学の時から。