「…あ」 ドサッと鈍い音に慌てて彼の顔をみても もう、目を開かなくて…何も話してくれない 「う、…た?」 なに、なんで?さっきまで話していたのに!? 「右汰!…右汰」 何回呼んでもなんの返答のない右汰 まさか、まさか… 「嫌だよ…右汰!」 そう精一杯叫んだ時だった―… 「沙優様!右汰!」 「!?」 少し遠くから、私達の名前を呼びながら走ってくる左汰の姿 左汰?左汰なの? 「左汰っ!」 近付いて来た左汰に走って近寄り腕を掴み握ると、左汰は私と右汰を交互にみる ・