これでも一応女です。

学校からかなり近い家。

むしろ寮じゃなくて家でいいと思うぐらい近い。

徒歩5分。

ははは…近い。

「あ!!棗!!」

「げ、佑月…」

「さぁ…話してもらおうかな??棗ちゃん?」

「いや…だから…あの…ね?」

「まぁ立ち話もなんだから、家入って入って!!」

俺の家だし。

家に入ると妹や弟達が見えた。

「あ! 棗おねーちゃんっ!!抱っこー!!」

「はいはい…。さて、佑月部屋行こ」