月下の踊り子






「っていうか」

「あんっ?」



唇を解放すると、舞歌は真っ赤になりながら、



「起きてたんですかっ!?」



そう叫んだ。



「まぁな」

「ど、どの辺りから?」

「意識が戻った頃には舞歌の顔がドアップだった」

「ひ~ん」



恥ずかしさのあまりだろうか、舞歌は頭を抱えて悲鳴を上げた。