「あははっ! 小春ちゃん。落ち着いて」 望月さんの豪快な笑い声が耳に届く。 へえ? 不意をつかれたので、アホみたいな声が出る。 「この方、日本語話せるから」 「ちょっとだけネ〜」 ブルネットの彼女は親指と人差し指で小さな隙間を作る。 「そんなあっ...びっくりした〜もう!」 ドキドキして必死に言葉探してたのに!! 緊張して軽く汗をかいた額に、手のひらで煽って風を当てる。