ほんの少し距離を離す。 徐々にお互いの目線が合う。 彼女の頰がほんのり染まっている。 「わり———」 「ねえ、これも悪ノリ?」 涙で濡れた瞳が妙にエロい。 自分の頰が熱を持ったのを感じる。 その上目遣い禁止。 「すき」 「え?」 「あーっ、もう。最悪。 俺、小春が好きだわ」 「へ...わ、っぷ」 赤くなっているであろう顔を隠したくて、またぎゅっと抱きしめる。