徐々に彼女の目線が落ちる。 「右京くんは...もう、わたしといるのいやになっちゃった?」 すぐにでも消え入りそうな声。 んなわけねえだろ。 好きだ。 どうしようもなく好きで、今すぐにでもその小さな肩を抱きしめたい。 自制を効かせようと再び小さく呼吸して整える。 「ああ」 冷たく言い放つ。 「そっ、か...」 あは、と無理に笑う声が耳に届く。 くそ。