「ふぅ…すごかったわね。」
「うん。」
試合終わった!焼けた!
勝ったのは…我が中学校だったかしら。
「お疲れ様、すごかったよ」
なぜか一緒にいるいっくんと桐谷君にそう伝える。
すると、何だかふわふわした感じがー……気のせい?
「あっ、樹ー!!」
「由莉ねえ…」
原因はこれか。
その後ろからはふわふわしたイケメンさんが
「ふま兄!?」
やたら容姿の良い人達が集まってきた……。
私、1人可笑しすぎて浮いてる。周りからはあの子可哀想ねえ……って。
うっわ、それはやだやだと私はその場を離れようとすると
「待て。」

