Reminiscence

「リーフプリンの葉っぱ50枚集まりましたよ!」
「おう、私のほうもずいぶん皮が集まった」
フェンと旅人の二人は開けた場所に火を焚き、その火が見える範囲まで小道を外れて狩りを行っていた。
フェンは人目の少ないところということでフードと眼帯を外しており、ランジェも棍の姿になっていた。
「皮は売るってききましたけど、この葉っぱは何に使うんですか?」
「それは煙草とかの香料になる。高くはないが、集まりやすいので小金を稼ぐのに向いているな」
「これだけあれば何が買えますか?」
「一週間分の食糧。ちなみに黒パンと水のことだ」
「……小麦ですらないんですね」
「言っただろう。小金だ、小金。回復薬とかを買うためのな」