Reminiscence

「そして、取り返そうとした」
「そう、だ……」
「嬉しいな。まだ持っていてくれたのか」
「……まさか」
フェンが驚いたように目を見開くと、ティターニアはにっこりと微笑んだ。
「あの時会ったときは髪がもう少し長くて、声も高かった。君、男の子だったんだね」
「……」
フェンが本当のことを言おうか迷ってるうちにティターニアは少年の方に向き直った。
「君の事は問題ない」
「帰してくれるのか?もちろん迷惑料は出るんだろうな?」
「いや、そういう意味でなく」
ティターニアはにっこりと微笑んだ。
「君も僕の12騎士の1人にするから」