「好きだったから」
ダンテは目を伏せて言った。
ミカゲははっと息をのんだ。
「ダンテ……なの?」
記憶にない、言葉。
それを口にしたダンテは、ミカゲを見つめて微笑んだ。
「思い出してくれたな、ミカゲ」
「あなたは、ダンテの魂のかけら?」
「そう、フェンに譲渡する前に切り取っておいたかけらだ。約束を果たすために」
ダンテは目を伏せて言った。
ミカゲははっと息をのんだ。
「ダンテ……なの?」
記憶にない、言葉。
それを口にしたダンテは、ミカゲを見つめて微笑んだ。
「思い出してくれたな、ミカゲ」
「あなたは、ダンテの魂のかけら?」
「そう、フェンに譲渡する前に切り取っておいたかけらだ。約束を果たすために」



