「師匠、今度はどこへ行くんですか?」
フェンと旅人は並んで歩きながらフェンの稼いだお菓子を食べていた。
「次は鉱山の村だ。名前は忘れたが、そこで私の友人が会おうと言ってきてな」
「鉱山……ええと、この近くだとストラ鉱山ですか?」
フェンはネニャフルにいる間、ちょくちょく遊びに来ていたミカゲから地理や政治などを教わっていた。
法の派閥はそういった社会関係に強いらしい。
「いや、少し遠いぞ。一気に西へ行くからな。つくのは夏になるだろう」
「少しですか、それが……まあ、国境は超えないんでしょう?」
「ああ。だが私の友人は国境を越えてくるぞ。ゼルシュのアサシンだ」
「ゼルシュの!?」
フェンと旅人は並んで歩きながらフェンの稼いだお菓子を食べていた。
「次は鉱山の村だ。名前は忘れたが、そこで私の友人が会おうと言ってきてな」
「鉱山……ええと、この近くだとストラ鉱山ですか?」
フェンはネニャフルにいる間、ちょくちょく遊びに来ていたミカゲから地理や政治などを教わっていた。
法の派閥はそういった社会関係に強いらしい。
「いや、少し遠いぞ。一気に西へ行くからな。つくのは夏になるだろう」
「少しですか、それが……まあ、国境は超えないんでしょう?」
「ああ。だが私の友人は国境を越えてくるぞ。ゼルシュのアサシンだ」
「ゼルシュの!?」



