「こんな奴がいるなんて聞いてない……ば、化け物だ……」 一人の隊員が震えながら声を出す。 人間に言われたくないね、と脳内の黒い化け物が両手を大袈裟に広げる。 「悪魔的な象徴になろうかな……」 イオタは満月を見詰め、眼球に怪しい光りを宿した。 <終幕>