起き上がると黒衣部隊に囲まれていた。 「首が折れて曲がっていたはずだ……」 「顔がグチャグチャだったのに……も、戻ってる」 血の気の引いた表情で隊員達が見ている。 また違う未来へ来てしまったと思ったが、黒衣部隊がいるということは、舞台を見ている間、夢遊病者のように少しだけ歩いてしまい、誤ってビルから転落してしまったらしい。 屋上から落ちた傷や痛みはなく、ガンマ少佐の能力を思いどおり取得できたことにイオタは安堵した。