激しい衝撃音と煙に紛れてガンマ少佐の姿が消えた。
でも楽観することなんてできない。
ジェーンさんにも効かなかったことが、はなから通用するとは思わない。
理性を手放す覚悟で猛獣や恐竜に変身するイメージをしてみたが、最新のサブマシンガン同様に体内の構造を把握できていないのが悪いのか、体になんの変化も起きなかった。
白濁した埃が霧となってイオタの周りを取り囲んでいたが、突如として目が暗転する。
ガンマ少佐がすでに目の前に立っていた。
撃ったばかりの二丁のデリンジャーを口の中に突っ込んで乱杭歯をへし折る。



