「無敵だね」 褒め殺しで隙が生まれるとは思っていなかったが、イオタの口から諦めに近い言葉が出てくる。 「理解してくれたことに感謝する」 ガンマ少佐はイオタを子供扱するのをやめたかのような言葉遣いをしたあと、崩れた劇場内の塵が器官に入ったのか「ゴホッ」と咳き込む。 その瞬間が妙に人間っぽく感じた。 屋敷が崩れて地下に逃げたとき、自分とシータも咳をした。