デリンジャーがフワッと出現し、重量感を携えて二丁の銃が両手に握られた。流線型の滑らかなコンパクトサイズで、グリップは天然木。 鉄の銃身を木材が挟み込み、見た目はソーセージがはみ出しているホットドックに似ている。 右側のサイドプレートにハンマーが装着してあるサイドハンマー式で植物の模様が彫られ、人差し指を銃身の脇にあてがい中指でトリガーを引く仕組みになっている。 「そんな博物館行きの銃をどこから持ち出してきたんだ?」 狡猾な狐のような顔のガンマ少佐が、狐につままれたような顔をして訊く。