「とても低いわね。でも……」 「でも?」 「私とあなたとイオタ君は吸血鬼の血を飲むと、能力を共有できる。でも、そのことをその馬鹿な吸血鬼は知らないわ」 ガンマ少佐がしつこく能力のことを聞いてきたのは自分達を恐れている証拠だとイオタは思った。 「その吸血鬼はどんな能力を持ってるの?」 「尋常じゃない速さの再生能力」 「首を切るか、焼くか、心臓に杭を打てば大丈夫だよね?」 シータが慌てて訊く。