「さっき始末してほしいって言ったけど、逃げたほうが早いんじゃない?」 それまで黙って聞いていたシータが目の前に迫る危機への解決策を探る。 「無駄よ。時間もないし、奴らはどこまでも追いかけてきて必ず作戦を遂行するわ」 「結局、ぼくらを殺すってことに変更はないんだね」 イオタは肩をすくめる。 「そうね。何かいいアイディアない?」 女が深刻な顔で訊く。 「部隊は何人?」 と、イオタが尋ねる。