武器の一つや二つ出すことができず、最期にネガティブなことしか思い浮かばないのは、まだまだ未熟だったと諦めに近い感情が駆け巡る。 ザクッと肉を突き刺す大鎌の刃の鈍い音が耳に、そして、大量の飛沫血痕がイオタの顔にかかった。 「シ、シータ?」 イオタは眼球を飛ばす勢いで驚く。 「ジェーンさん、もういいんじゃないですか?」 シータは俯いたまま声を発した。腕には大鎌の刃が食い込んでいる。 「もうちょっと楽しみたかったんだけど」