あなたはケイサツカン様☆





「あの、すみません」



大道署に着いてすぐ、目の前に立っている男の人に声をかけた。



「どうしましたか?」




制服を着た警察官の人は優しく答えてくれて



龍平さんの事を聞くと親切に教えてくれた。




「あのぅすみません」



教えてもらった場所に着くと


机がたくさん並んでいて



なのに人はほとんどいなくて。


なので当然誰からも返事はなかった。



「どこに行ったんだろう?」



あたりをキョロキョロ見回してると


「どうしました?」


女の人の声が聞こえて。

その方向に振り返る。