そうこうしてるうちに銀行に着き、 自動ドアを開ける。 よかった、こっちはあまり人が並んでない。 3時前に学校が終わったからか、 窓口もまだ開いててちらほらと人が利用してる。 あたしも早く終わらせて行こうっと そう思っていたその時だった。 「59番でお待ちのお客様、お待たせいたしました」 銀行員さんの声になんとなく視線を向けると 一人の男の人が立ち上がって進む。 そして... 「か・・金を出せぇ!!」 大きな鞄から、 銃を取りだした。