なんて文句も言えるわけもなく。 次の日。 あたしは待ち合わせの場所に来ていた。 しかも龍平さんと出かける為に用意した服を着て。 休日のせいか、いつもよりも賑やかで。 ぼーっとしてると 「よ」 ぽんっと肩を叩かれてた。 「来たんだ」 そっちが来いって言ったんでしょ。 「やっぱ私服は違うな」 なによ。文句あるの? そう言おうとしたあたしに 「可愛い」 タイチ君が爆弾を落とした。