「この道使わないし、中庭にも来ない。挙句、うちのクラスの品川と仲良くしてるし?」 え?え?え? なんであたし責められてんのーーーーーー!? 「ほんとに俺のこと好きなら、証明してよ」 「はい?」 驚いたのも束の間、片桐くんはあたしの手を引いて歩き出した。 ねえ、何が起きてるの?