Gleam -ドリームキャスト!-

すでに明かりの消えたたき火。
たき火を囲むように持ってきた丸太。
そしてそのひとつにエリサが座っていた。

(バルト)

「えっ・・・?」

エリサだ。

夢か、幻想なのか? バルトは目をこする。

(バルト・・・お願い、悲しまないで・・・)

「エリサ・・・でも、俺・・・」

(おれの願いは・・・バルトが無事で、幸せに・・・)

エリサの声は心に響いてくるようだった。
その透き通った体から発せられるものではなく、バルトの心に直接語りかけてくるように。