「・・・何やってンだ・・・」 冷やかな声に、アタシと兄ぃと揃って顔を向ける。 リビングの入り口でイブキが声同様の冷やかな目で眺めていた。 「や、あのっ、これは、違くてっ」 「アー?単なる兄妹のスキンシップだろ。」 けろっと答える兄ぃにイブキが眉を顰める。 「てか、マジ、アンタ等ヤバイカンケーじゃねぇの?」 ドキッ・・・ てのか、 ズキッ? 胸の柔らかいトコロを突かれたみたいな気分。 それに動揺して、ついムキになって吠えた。