私は頭を下げた。


「早く中入れよ」


旬先輩はフッと笑った。


「あっ、旬先輩ッッ!」


「………ん?」



勇気をだして言え私。


「あのッッ!……また、お弁当作ってもいいですか?」


旬先輩は私を見て、笑った。


せっかく勇気を出したのに笑われた。



む~~~~~。


「……あぁ」


…………え?


いいの?

私パアッと顔が笑顔になった。


「有難うございますッッ!!」


やった~~~~!
頑張らなくちゃ♪


「じゃあな」


そう言って帰った先輩。


そして私も家の中に入った。