終焉の夜明け




「な、に……?」






呟いた刹那。





「ん……っ!?」




顎を掴まれて
ガサガサした唇が

押し付けられた──。




生暖かい舌が
アタシの唇をなぞる。


こじ開けて中まで侵入しようとする
その舌は、恐怖以外の

何物でもない。




どうにか逃げようと
ジタバタするけれど



腰を掴まれて
後頭部を掴まれて







逃れられない"オトコ"の恐怖に




アタシは、彼にすがり付いた──。