終焉の夜明け




「乃衣!?」



アタシと純が二人でファミレスの
駐車場に到着したとき


愛樹は目を見開いてたけど
すぐに笑顔で抱きついてきた。




柚樹とおんなじ金色の髪。

パッツンに切り揃えられた前髪も

耳下で二つくくりにされた
巻かれたロングの髪も


相変わらずで、愛樹らしい。



首筋に触れる柔らかい感じが
なんとなくすぐったかった。




「乃衣、どーしたの!?」


「波瀬に教えてもらった!」



ギュッて抱き返すと
愛樹はさらにギュッてしてくる。




アタシと10センチしか変わんない
身長のせいか……

純逹に抱っこされるより
抱き心地が良い。