「イブ。おいブス!起きろ。カス。ボケタコブスイブ。
起きないなら襲うぞ?」


 返事がないので仕方なく唇を奪ってやった。

 驚いて目を開けるイブは最高にブス。

 「ブスのあとにイブって呼ばないでください!」

 
 「イブブス?」

 「最低!」

 最低といわれても何も感じない。

 だって俺は吸血鬼だ。
 
 人間じゃない。