「リズ。私普通の生活なんかいらない!
お前がいればそれでいいの!」

 「…お前って言うな。人間風情が。」

 ギリリと首をつかまれ、私達は互いを見て笑った。



 「生きるためには沢山のものが必要だ。
気安くそんなことを口にするな。」

 それからリズは私から離れたところに座った。