たとえ俺がどれだけイブを好きでも、

 俺たちは共に歩めない。

 だから俺は、せめてこのひと時の行為に

 愛を乗せ、イブを鳴かせる。

 イブ。

 お前は知らないだろう?

 俺が何を思ってお前を鳴かせるか。