「わたしっ…夜中…ごめ!夜ばいなんかじゃないから!決して…」

「わ、分かったから、入れよ。とりあえず」


宮野。


勉強教えに来たときとは、心臓の音が全然違うよ…


私の決心。


それを言ってしまえば、怒って別れを切り出されるかもしれないし、微笑んでくれるかもしれない。


宮野…お願い。私の話を、聞いて…